「ルートインがADR」

カテゴリ:MBA・経営支援士矢ケ崎 2009年6月26日

「ルートインがADR」

矢ケ崎です。

イランから覚せい剤を密輸したなどとして男4人が逮捕されました。(「覚せい
剤59袋飲み込んで密輸 容疑者を逮捕」朝日新聞の記事)

そのやり口と失敗劇を見てびっくりです。男たちは覚せい剤をゴム製の袋に入
れて一人がのみ込み、飛行機で国内に運びましたが、帰国後、のんだ覚せい剤
が体外に出ずに体調を崩して入院して発覚したそうです。

犯罪なのであまりオチャラかす気はありませんが、毎日自分のウンコをほじく
り返す姿は「絶品」?、なんと言ったらいいのでしょうか。堅い日もあれば水
のようなビチグソの日もあったと思います。ウンコから取り出した覚醒剤は暴
力団などに流れた可能性があるとみられていますが、これが「クサイ関係??」

上田市で起業し、全国でホテル事業を展開しているルートインジャパンが事業
再生ADRを選択しました。

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◆上田市で創業のルートイン私的整理へ 営業継続し再建(信濃毎日新聞)
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上田市で創業したビジネスホテル全国チェーンのルートインジャパン(東京)
が、第三者機関の調整による私的整理の手法「事業再生ADR」での経営再建
を目指し、融資を受けた金融機関と協議していることが24日、分かった。金
融危機などの影響で資金繰りが急速に悪化したためで、金融機関に債務返済期
間の延長などを求め、営業を継続しながら立て直しを図る。

信用調査機関の東京商工リサーチ長野支店によると、同社は1977(昭和52)
年に電機製造業の永山興産として設立。85年に「上田ロイヤルホテル」を上
田市の上田駅近くに開業し、ホテル業に進出した。幹線道路に面した郊外型ビ
ジネスホテルを次々とオープンし、現在、海外を含めグループ全体で222施
設を展開。県内には21施設ある。

しかし、新ホテルの建設資金は金融機関からの借り入れに依存。同支店による
と、新ホテル建設目的で調達した資金の一部を既存債務の返済にも充てていた。
昨秋の世界的な金融危機以降、新規借り入れが難しくなり、急速に資金繰りが
悪化したという。

ルートインは3月以降、ADRに必要な金融機関の同意を得ようと全国で説明
会を開いており、県内から少なくとも2金融機関が出席。ルートイン側は十数
年にわたる支払期間の延長を求めている。東京商工リサーチによると、今年3
月末時点の金融債務は97機関で計939億円。調整が不調に終われば法的整
理に移行する可能性もある。

ルートインの広報室は「既存ホテルの稼働は堅調」とし、7月も全国で9施設
をオープンする計画。ADR手続きを「視野に入れている」とした上で、各店
舗の営業は「まったく変更はない」としている。

※同様の記事
■ルートイン、私的整理へ 事業再生ADRを活用(日本経済新聞)
■ホテルのルートインが私的整理へ 客減少で資金繰り悪化(47ニュース)
■私的整理で再建検討=ホテル全国展開のルートイン(時事通信)

※関連リンク
■ラディアHD事業再生ADR手続申請受理(サーチナニュース)
■ルートインホテルズ
■ADRとは(総務の森)

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※裁判外紛争解決手続、ADR(Alternative Dispute Resolution)とは
  裁判外紛争解決手続(ADR)とは、裁判によらない紛争解決方法を広く指
  すもの。
  例としては、民事調停などの調停による解決、行政機関の斡旋による解決、
  民間団体や個人の仲介による解決などの裁判外紛争解決手続。
  裁判外紛争解決手続(ADR)の特徴は、法律手続によって進める裁判より
  第三者の専門的な知識やノウハウを使って実態にあった解決を図るという
  より実践的な解決が可能。

※ADR法(裁判外紛争解決手段の利用の促進に関する法律)
  紛争の調停・あっせんを行う民間事業者に国の「認証」を与え、裁判外で
  の紛争解決の促進を図る。
  和解が目的で基本的には強制力は持たない。

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ADRについては、e-Japan構想の中でも取り上げられた経緯もあり、
実際に運用について注目していました。以前、人材派遣で社会的な問題にまで
発展した旧グッドウイルグループ(現ラディアHD)が事業再生をADRを利用
するような記事を見たことがあります。私的整理を含め、裁判所の介入に頼ら
ない事業再生、債務整理も多くなるような気配です。

「返す約束で金を借りたら、借りた奴はどんなことをしても約束通り返す」

このような人間社会における当たり前の「決まり事」を、「返す金がないから、
約束通りに返せないから・・・・」という理由で、借りた金をまけてもらった
り、期限を延ばしてもらったり、借りたヒトにとってとても都合のいい解決手
段がいくつかあります。

民事再生法を代表とするような法律による解決や私的整理やADRなどによる
解決と、債権者の権利を犠牲にした解決方法など、債務者側に立った解決方法
により、本来、表を歩けないような会社(ヒト)が、平気な顔をして生きていま
す。

私のお客様の中には、かつて、債権をカットされた中小零細企業が何社かあり
ます。企業の再生などの大命題により、債務をバナナのたたき売りのようにカ
ットすることも結構と思いますが、その陰で、債権を切り捨てられて泣いてい
る中小零細企業がいることを忘れないでいただきたいと感じました。

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投稿者 矢ヶ崎清 : 2009年06月26日 00:01

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